感想『ダウンレンジ』北村龍平3年ぶりカムバック!相変わらずの知能指数に安心の僕ニッコリ

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職場の先輩から「北村龍平の新作やるってよ」と聞かされ、

「それ、ヤベーやつじゃないスか」と楽しみにしていた『ダウンレンジ』。

 

プーと大人になった僕』を差し置いて、足早に新宿武蔵野館へ。

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『ザ・プレデター(2018)』鑑賞 「なんと…歪な映画なんだ…」

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初日で行って来ました。『ザ・プレデター

 

エイリアン派かプレデター派かといえば、正直どっちも好きなのですが、

フランス料理とジャンクフードに優劣をつけるようなもんだと思うので、

思いっきりジャンクなもん食わせてくれよ、という意気込みでいざ新宿TOHOへ。

 

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極私的偏愛映画⑨『ロッキー(ROCKY)』◆~スライと私と逆転無罪~◆

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今回の『ロッキー』は、極私的と言うにはあまりにも有名でファン層も厚い。

 

名作・駄作もありながら、いまなお新作が製作されている懐の深~い作品である為、今更紹介するのもなぁと気が引けていたが、

 

世間のスタローン学論の微妙なズレ”単純な筋肉バカの元・アクションスター”ではないことを改めて証明したいという思惑もあり、

なにより筆者の人生の中ではどうしようもなく思い入れの深い作品なので、いずれ取り上げざるを得なくなるとは思っていたのだ。

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極私的偏愛映画⑧『未来忍者 慶雲機忍外伝』アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

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両親どっちのセンスか分かりませんが、気がついたら家にあって、

それこそテープが擦り切れる勢いで観まくった『未来忍者 慶雲機忍外伝』をご紹介。

 

雨宮慶太 初期作品では『ゼイラム』『仮面ライダーZO』より好きな一本です。

 

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”流行ものには福がある” 観たぜ!『カメラを止めるな!』感想記

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ここ数週間ほど、筆者のSNSのタイムラインで「インディーズ作品にも関わらず、口コミで評判が広まり大盛況」と、かなり話題となっていた今作。

 

どうやら、事前にネタを仕入れないほうが楽しめるとのことだったので、

「やれやれ、またゾンビものか」と、ノー知識ノー期待の状態で鑑賞。

ところがどっこい、とんでもねぇ傑作であった。

 

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極私的偏愛映画⑦『激突!』若干24歳のスピルバーグ 渾身の初期作!これを観ずしてスピを語れず

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はい、みなさんこんにちは、こんばんは。

今回は、お待ちかねの『激突!』ですね。

 

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極私的偏愛映画⑥『ダーク・スター』宇宙空間を舞台とした脱力系SFコメディ。唯一無二の飛びぬけた怪作。

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前々回の『スモール・ソルジャーズ』の紹介の際に、”幼少期のショック”に勝る映画経験は無いような事を申し上げてしまったが、成人しても、衝撃のあまりそれまでの価値観や原体験を塗り替えてしまうような作品も稀にだが存在する。

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極私的偏愛映画⑤『コータローまかりとおる!』爆発的なエネルギーに満ちた傑作。元気を通り越して涙が出てくる現象を”感動”と呼ぶのかな。

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今作を鑑賞する、直接のきっかけとなったのは友人からの強い勧めによるものである。

当時、京橋フィルムセンターで開催されていた、

”特集・逝ける映画人を偲んで 2013-2014”

という特別上映プログラムの一環で、2014年に死去した今作の監督、鈴木則文を偲ぶための再上映であった。

 

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