ぶっちゃけ感想『ガンズ・アキンボ』根暗のクソリプラーを襲う理不尽な悲劇!”アキンボ(二丁拳銃)”となりデスゲームをサバイヴせよ!

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ダニエル・ラドクリフって、現在進行形で奇妙な役者のうちの一人で、

ハリーポッター』シリーズのあとは順当に”子役時代にヒットした役者”によくあるアルコール中毒になったりもしながらも、ちゃっかり19億円近い資産を築いたりもしてるのに、その後のキャリアで出演(で)る映画は正統派とは言い難いイロモノばっかりで、正直どこを目指しているか分からない、軌道のなさが逆に目を引くようになっていったんだよな。

 

んで、今回はそんなラドクリフが「おじぎをするのだ!ポッター!」以来の理不尽に晒される『ガンズ・アキンボ』の鑑賞記になります。

 

※ネタバレ全開つき、鑑賞前の方はご注意ください※

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極私的偏愛映画㉓『トロン・レガシー(2010)』3D映画ブームの最中に生まれた傑作。ダフトパンクの音楽に思わずタテノリ

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はい、今回はね『トロン:レガシー(2010)』をやってこうと思います。

なんでこのタイミングかってのは後述。 ではやっていきましょう

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感想『コリアタウン殺人事件』うーん…怖っ!

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昨年(2020年)末あたりからSNSにて、【マジで不気味なドキュメンタリー風ホラーがある」と話題になっていたものの、特に理由なくスルーしていたのでエイッと鑑賞。

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感想『聖なる酔っ払いの伝説』~酒に溺れ 仁義に生きる 酒カス系ジェントルの生きざまに酔いしれる~

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『ヒッチャー』を一緒に観に行った友人からの勧めもあり、

なんとなくスルーしてしまっていたルドガー・ハウアー主演の今作をようやく観ました。

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極私的偏愛映画㉒『ヒッチャー(1986)』 ”追うもの”と”追われるもの”奇妙な関係と”青春の終わり”

 

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 シネマート新宿で”ニューマスター版”の再上映があったので 2021年の”年明け一発目の映画”として観てきました。

昔はそれほど刺さらなかった映画なんですが、改めて観ると「どういうヴィランが好きか」っていう癖にブッ刺さりの映画でしたね。

単にヴィランが良いというだけでなく、主人公との関係性が純粋なスリラー映画と一線を画していて良かったし、エンタメ性と文学性が両立した見事な作品だなと。

 

▼以下ネタバレありの感想▼

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観たわよ!『ワンダーウーマン1984』公開初日サクッとレビュー

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本来なら、2020年の6月に全米公開が予定されていたものの、同年のコロナショックによる延期に次ぐ延期により約半年遅れての公開となってしまった今作『ワンダーウーマン1984』「劇場公開は控えて配信にするかしないか」みたいな押し問答を続けていた状況から一変。

 

1週間も早く日本公開が決まり、歓喜の感情の赴くまま、大作に飢えきった舌を振り乱して、早朝の2DIMAX版初回上映にすっ飛んで行きました。

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極私的偏愛映画㉑『ガン・ホー/突撃!ニッポン株式会社』

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1980年代半ば、日本が合衆国に続く世界第二位の経済大国となった時代の、所謂「時事ネタ」もの。監督は『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロン・ハワード。
 
「ガン・ホー」とは、アメリカ海兵隊の団結行動を呼びかける掛け声だとか。

極私的偏愛映画⑳『アングスト/不安』~犬は無事です※人間は知らん

 

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大分前に観に行ったはずなのだが、

色々バタバタしていて記事を書き損なっていた『アングスト/不安』

 

この度、吉祥寺のアップリンクを皮切りに京都などの各所で再上映の機会に恵まれたとのことなので、鑑賞当時の事を振り返りながらのレビュー。

 

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