【イベントレポ】バーチャルユーチューバーが主宰する飲み会に参加してきた。【ONLINE】Vtu"Bar"~Sapporo ROG-INN Vtuber~Vol.17
Vチューバー(バーチャルユーチューバー)という名称も、
徐々に世間的にも浸透してきた感のある、今日この頃。
これまでの人生で、”アイドルのイベント”だとか、そういうフワフワとした交流ごとに一切参加せずに生きてしまった筆者なのだが(レッチリのライブは1回だけ行った)
この度、【Vチューバーの主宰するオンラインの飲み会イベント】というものに参加してきて、新鮮かつ、楽しい時間を過ごせたので記念の体験レポを残して行こうと、
思いまーす!
- Vtu"Bar"~Sapporo ROG-INN Vtuber~Vol.17とは
- 「人生つみこ」ファン会員として参加の経緯
- Vtu"Bar"Vol.17についてのレポート!
- いよいよ人生つみこさんとのお話コーナー
- まとめ
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Vtu"Bar"~Sapporo ROG-INN Vtuber~Vol.17とは
今回参加したのは、こちらの、
Vtu"Bar"~Sapporo ROG-INN Vtuber~Vol.17 DAY1
というイベント。タイトルの通り、17回の実績を誇るイベントらしい。
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「人生つみこ」ファン会員として参加の経緯
今回はコロナの影響で全てオンラインでの開催とのことだったのだが、
その前に、こちらのイベントに参加した経緯について説明させて欲しい。
「Vチューバーのイベントに参加する」ということは、当然、”推し”のVチューバーが居るってことなのだが、筆者の推しとしては、
【人生つみこ】さん
という”ホラーゲーム専門実況者”で2年ほどのキャリアを持つVチューバーさんだ。
推しポイントとしては、
◉普段、ホラーゲームはビビリなのでエアプ(他人がプレイした動画を観て、プレイした気になっていること)かRTA動画(いわゆる最速タイムを図るプレイのこと)で済ませていたので、気になったホラーゲームを積極的にプレイしてくれてありがたい。
◉いわゆる”萌え声”ではなく、少しハスキーな声質が印象的で、聞いていて心地よい。
◉”姐さん”タイプなので進行役やまとめ役を買うことが多いが、
本人曰く「人見知りなんで」とのことだが、実際に大人数だと控えめになるとこ、親しみが持てて未来永劫、推せる。
◉普段の落ち着いた雰囲気から一点して、ホラゲ配信の際は非常に女性らしい叫びを上げてしまったり、フォロワーからは「防御の型」と称される特有のリアクションをとったりすることもある。
真夜中動画編集練習~
— 人生つみこ😱10/03 Vtu"Bar" 😱10/17 わくV (@tsumiko_channel) 2019年12月2日
この前のThe Beast Insideの絶叫切り抜きショート!
謎解きめっちゃ難しいし、ちゃんと怖いのでおすすめのゲーム(ただし英語)#ホラーゲーム#人生つみこ#Vtuber pic.twitter.com/1237Ujdxwy
(#つみアート、より)
つみこ姐さん 防御の型#つみアート pic.twitter.com/4afnVL02eK
— いもタロ (@potato76ice) 2020年7月8日
◉純粋にキャラデザが最高
「メンヘラキャラかな?」と思わせておいて、
その実、面倒見のいい姉御肌ってぶっちゃけ最強じゃないですか?
要するに、ズルい。可愛い。推せる。
ちなみに、Vチューバーは読んで寺の如く、”バーチャルな仮想の存在”なので、
固有の設定以上の”仕事は何をしているのか?”とか”彼氏はいるのか?”とかセンシティブな話題については、あちらからの提示がない以上は、触れないのが作法となっている。また、設定は「魔法科学校に通う学生」といった突飛な物が多いため、それについてツッコミするのも野暮とされている。
(近年は設定はあくまで設定で、ファンもそれを理解した上で世間話やサブカル談義などに興じる)
この人生つみこさんも”235歳”という設定はあるものの、今朝は何を食べたか、仕事中は何をしているのかなど、割と設定に関してはフリーなので、緩やかにファンとの交流を重ねている。
さらにちなむと、”人生つみこ”はゲーム実況者という立ち位置から、
「詰み=もうこれ以上どうしようもない状態」と思われがちだが、
人生の経験を積む、徳を積む、といった意味合いでの”つみ”なのでお間違えなきよう。
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Vtu"Bar"Vol.17についてのレポート!
前置きはこのくらいにして、今回のVtu"Bar"Vol.17についてのレポート。
前述の通り、今回はコロナの影響もあり、完全なオンラインでの開催となった。
普段は北海道大都市すすきのを会場として、”お気に入りのVtuberさんと飲めるバー”
をコンセプトとしたイベントを展開している。
北海道は、大都市、東京や大阪等とは本州とは海で離れており中々遠征も難しく、リアルのLiveイベントも全国ツアーでないと中々来てくれないのが現実だと思います。そんな中Vtuberはバーチャルなので、バーチャル世界と北海道をつなぐこと ...(公式HPより)
今回が初参加なので、コロナ禍以前の内容に関しては、Youtube等に残されたログを元に様子を振り返ることしかできないのだが、確かに、現実をベースとしないVtuberという存在ならではの企画だなと思う。なんだか、『サマーウォーズ』の仮想空間”OZ”や、『.hack』 の世界がいよいよ現実になってきたのだと、1人感動していた。
それぞれの持ち時間としては40分ほどで、その中で各自の持ち寄った企画を、それぞれのファンとの交流の中で進めていくのが、本イベントのおおまかな概要となる。
今回の Vol.17の参加Vtuberに関しては、上記の”人生つみこ”さんを含めた3名。
白梟(フクロウ)のすのぉるさん。
ぽんこつ魔女VTuberの”久瑠璃桜華(くるりおうか)”さん
すのぉるさんは、清楚系のビジュアルかとは裏腹の”ゲラで酒豪”というキャラが定着しているらしく、ファンからのコメントも「体内でアルコール精製してるんでしょ?」「後ろの羽が本体でしょ」といった、大喜利めいた内容が多く、こちらの腹筋をジワジワと締め上げてくる。
中でも、自身のアクリルフィギュア発売の折、「背中の羽だけ欲しい」と発言したファンのために、わざわざ商品化したエピソードが狂おしいくらい好き。
一見、治安が悪く見えるがそうではなく、本人はそれもファンからの愛情として受け止めているようで、良い関係を築けていると感じた。
なお、今回に関しては、”バー”というより”飲み屋の姉ちゃn
久瑠璃桜華さんは、普段はYoutubeでゲーム配信と朗読動画投稿をメインとしており、
ベビーシッターの資格を持っていることから、かなり「ママみ」が強い。
今回のイベントで初めて存在を知ったのだが、彼女の朗読配信はかなり精神衛生的に効能がありそうなので、速攻チャンネル登録した。
18:00〜
会場して徐々に人が集まり始め、最初のトークとして久瑠璃桜華さんの配信が始まった。持ち寄り企画として、ファンとの”早口言葉バトル”がスタート。
さすが、朗読系Yotuber。ハキハキとした滑舌で次々と課題をこなしていく。
(心なしかファンは「もう結果とかどうでもいいや〜///」と言わんばかりにデレッデレになりながらなぎ倒されていく)
ファン対応としては親切丁寧そのもの。緊張でガッチガチになったリスナーを圧倒的ママ力で解きほぐし、包み込んでいく様子はまさにママ。それを目の当たりにして、「なるほどこれは」と勝手に納得した。
このあと、一旦運営サイドにカメラが切り替わり、本イベントの物販的なものにあたる、”ガチャ”のコーナーに。
こちらは、当日の決まった時間までにオンラインで支払ったクレジットに応じた回数分、会場にあるガチャマシーンを一回¥500で回せるという仕組みになっていて、
景品としてはA賞〜H賞まであり、内容はブロマイドからステッカー、色紙など。
こういうのを買うのはほぼ初めてだったが、いざ実際に身を乗り出して参加してみると、
率直に全部欲しいと感じてしまい、
都合6回、回してしまった(ギリギリの理性)
「色紙ッ、、、色紙当たれよぉッッ!!」
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いよいよ人生つみこさんとのお話コーナー
さて、2人目は我らが人生つみこさん。
前日に”前夜祭”と称して、「翌日何すっか〜」と配信で話しており、
指を詰める”ケジメクイズ”や久瑠璃桜華さんの特技を生かした”占いコーナー”など、
いろいろと構想をしていた。
ところが、やはり時間調整のシビアさはファン交流イベントの常。残り時間の関係で、
今回は挙手したリスナーと1人ゞ会話をすることになり、事前にリスナーから寄せられた質問に答えたりするも、心なしか緊張した様子のつみ姐さん。
ア〜〜... これもまた良き。
少し照れ臭かったが、流石にもう恥じらいとかは意味を成さないことを経験から学んだので、思い切って挙手を表す「ノ」とコメントを打ち込んだ。
もう戻れない。
同じくガッチガチに緊張したリスナー勢。
すかさず”姐さんスキル”を発動したつみこさんの「今日、ご飯何食べた?」という一見当たり障りない質問に見えて、実は高度なリスナーへの無茶振りで徐々に空気がほぐされていくトーク力は見事。
リスナーはなぜか「イベント終了後にキュウリの酢の物を食べなければならない」という謎の縛りに困惑しつつも、皆幸せそうに通話を終えていく。平和な世界。
古参ファンとの会話を終えてゆく。高まる緊張と比例して、自分の番が迫る....
(ここからは緊張のあまりおぼろげな会話)
人「じゃあ、ボディーがガラ空きさん、ミュート解除してくださーい」
「ええい、ままよ!」とミュート機能を解除した。
人「こんばんはー!」
ボ「こんばjゔぃh(ニッコリ)」
人「ボディーがガラ空き?だから、パンチ打ち込んでいいよねー?(笑)
えいえい!えいえい!(可愛い)」
ボ「(こッッ、このHNにした過去の俺!
オメェいい仕事したぜ!!)」
「グッ、グハッ」的な受けリアクションをしたような気もするが、
キモすぎて記憶から消した。
そのあとは、元々投げていた質問の「活動のきっかけ」などに答えて頂いて、
名残惜しくも、お話時間終了直近。
人「夕飯、何食べるー?当然、酢の物だよね?」
ボ「ザワークラウトとかじゃダメっすか(充電切れ)」
人「なにそれお洒落じゃ〜ん、キュウリの酢の物ね!決定!ヨロシク!」
ボ「ウっス...(吐血)」
どうにかギリギリ命をつなげ止めたまま、人生つみこさんとのお話が終了。
多分、仕事の面接以上に緊張したかもしれませんが、久々に時間を忘れましたね。
ホント、良かった。
”年甲斐もなく、アイドルに入れ込むなんて”ってあるじゃないですか。
批判的なやつ、、、ましてや2次元に入れ込むとか、僕の世代だとまだ冷ややかな目線に晒されてた頃ですよ。
でもあれって、たぶん数あるうちから選んだり、長年の直感で「この人だ!」って選んでると思うんですよね。今まで、割とそういうの斜に構えて見てたんですけどね、
もうね、アカんですわ。生涯推します。
3人目の配信として、すのぉるさんのトークがスタート。
同じくリスナーとのお喋り企画となったのだが、結論から言うと感銘を受けた。
前述のとおり、割と初期に”清楚キャラ”を捨て去ってしまったらしく、ガハハ系のキャラでフランクにリスナーと交流している様子なのだが、ちゃんとリスナーの名前や背景、自分がリスナーをどう思っているのかが、を僕のような初見にも分かるくらいに気さくに紹介する。
要するに、精神的な意味でリスナーとの距離感が驚くほど近いのをトークから感じたのである。
運営が順番待ちのリスナーを呼び上げる度に、彼女はゲラゲラ笑う。
それは決して失礼な態度ではなく「よぉ!来てくれたんか!ありがとな!」といった親しみを込めたニュアンスに近い。これはリスナーにとっては最も嬉しいことだろうと思う。ファン冥利に尽きる。
自らを茶化すのも、リスナーがそれを拾い上げて茶化すのも、それぞれがお互いの役割と距離感を自然と理解して成される関係だ。
わずか1人/2分という持ち時間の中で、自然にそれをやってのけるグルーヴ感には、
目を見張るものがあった。ほんとにすげぇよ。
良いタレントには良いファン、名物ファンがつくというが、なるほど、これかと。
ファンも負けじと歯の浮くようなセリフやダイレクトな「大好きだよ!(はぁと)」といった言葉で想いを伝えていく。
すげぇ世界に来てしまった。
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まとめ
もうすぐ時計が22:00を指そうかというところで、一旦本イベントは終了。
書き忘れたが、その後、購入者限定のチェキの撮影会というものがあった。
「推しのチェキ写真をどう撮るんだ?」と説明を何度聞いても腑に落ちない感があったが、どうやら、札幌の会場のモニターに表示されたVtuberを実際に撮影しているのには恐れいった。
リスナーの希望に応じて、それぞれモデルの表情やポーズを撮ってくれ、
後日サイン入りで写真を送ってくれるらしい。
運営さん、ありがとう。
また、人生つみこさんは 10/17に”わくわく!VTuberひろば”というイベントへの参加も告知されており、
こちらはリスナーがVRゴーグルを装着することで、”まるで目の前にVtuberがいる”ような感覚を味わいながら、1対1でお喋りができる、とのことらしいのだが、
すまん、ワシはもう戻れなさそうや。