コンニチハコンバンハオヤスミ。
ドーモ。シン=タヨです。
今回は完全なる雑記です。
ネタが切れた訳ではないのですが、実はこの数日間、色々と試したいことがあって、
奇しくもコロナ禍と同じタイミングで始めた「uber eats」の仕事をガッツリ入れてみようと思い、その他一切のことをストップしておりました。
今後もuber eatsは不正規雇用組となった自分にとってはライフライン的な仕事になりそうなので、そのレポートと巷で囁かれている黒い噂など、自分なりに咀嚼してみました。
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Uber eatsだけで食っていくことは可能か?
いきなりタイトルを否定するようで申し訳ないのですが、
「分かりません」
といより、これは後述しますが、
uber eatsは働く環境、つまり装備や知識、経験といったスキル以上に、配達で巡回するエリアによって変動する配達件数などで得られる利益率や得られる仕事量が大きく左右されてしまうリスクの高い仕事だからです。
基本的に僕は50ccのスクーターで配達を行っているので、23区内であれば、ある程度注文が密集しているエリアへの移動も容易ですが、自転車ではそうもいきません。
暇なときは30分以上注文の無いときもありますから、その間の利益はゼロです。
同じ暇でも、きちんと時給として支払いの発生する通常のアルバイトのほうがマシとも言えます。
uberは自由ですが、なんの保証もない”日雇い労働”だと思ってください。
距離感を間違えると、その月々の支払いに困ることうけあいです。
適切な距離感を維持できるのなら、、、例えば専業主婦の方が「家事の合間の数時間で1000円〜2000円でも家計に当てたい」とか、「自宅作業の待機時間が長いので、運動がてら始めた」など、メインの仕事があってサブ的に行えるのならそれが一番でしょう。僕のようにある程度メインとして活動すると、最初の数週間はかなりの焦りの中、冷や汗かきながら仕事をするはめになります。
uber登録の際に、自らの活動エリアは、現在居住している都市で自動的に設定されますが、他県に移動しての活動に特に制限はありません。
ですが、はたしてそこまでしてメリットがあるのかは疑問です。
(他県への移動で1時間使うのであれば、都心で1時間ブラブラしていくつか注文をうけるほうがマシでしょう。知らない土地は道に迷うリスクも上がるし、費用対効果に見合いません)
ツーリングがてら、仕事をするというのなら別ですが、遊ぶか働くか、どっちかに専念したほうがいいと思います。
uber経験の長い人は、純粋に配達だけで月収30万を超える収入を得ている人もいますので、必ずしも「NO」とはいえませんが、しばらくは1ヶ月くらいは貧乏生活になることも覚悟したほうが良いでしょう。
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基本的な働き方とコツ。
あくまでも僕個人の働き方ですが、この数日間は
・朝10時起床〜11時までには首都圏へ
・昼食をはさみつつ、夜23時には帰路につく
という生活を徹底して、リサーチしてみました。
まず、uber eatsというシステムは、食事を提供する飲食店ありきです。
マクドナルドや大手チェーンは早々とuberを導入しましたが、コロナの影響で個人規模のお店も導入するケースが増えてきました。
つまり、「お店が営業していなければ配達員の仕事はない」ということとイコールなのです。
試しに、平日夜24時から中野区を出発し、千代田区に到着するまでの間で配送の受注をしてみたのですが、その数はわずか2件。売上にして合計約1200円ほどです。
移動時間込みで約1時間半で1200円ですから、普通にバイトしてるほうが儲かります。
たまに深夜営業しているファーストフード店や、夜勤のエンジニアや映像関係のディレクター風の注文者の方などに遭遇しましたが、深夜に「ハンバーガー食おう」などという、酔狂な人は、数にしてみればほぼゼロなんだなと痛感しました。
ましてやリモートワークが推奨されるこのご時世ですからね。
深夜帯での活動は、渋滞もありませんし移動もスムーズなのでおすすめなのですが、
なるべく渋谷や代々木、六本木といった”眠らない街”とされるエリアに焦点を絞れば、かなり稼げるのかもしれませんが、あのエリアはお客さんのガラがかなり悪いので、僕はあまり行きたくありません。
ですが、uberには「ブースト」とよばれるボーナス支払いのようなものが存在し、
簡単に言ってみれば僕ら配達員に支払われる料金が「1.2倍〜1.6倍」くらいになったりするシステムのことを指します。
配達員の手が足りないくらいになる日中の世田谷あたりはブースト率が高く、ゆえに不自然なくらい、かなりの数のuberに遭遇します。
バイク移動の僕の場合だと、一回の配送にかかる時間=距離=金額は、
●30分=10km前後=700円〜900円
が相場ですから、ブースト時は運が良ければ1000円を超えるときもあります。
uberはスマホのアプリを起動させ続けながら活動しますが、いかにこのブーストが起きている地域を活かすかで、その日の売上に大分差が出ます。
1日のノルマとして、「10000円売り上げるまでは家に帰らない」という目標のもと、実行出来たり出来なかったりムラがありますが、それでも夜勤的に働くのはあまりオススメしません。
なるべくお店が営業している時間に合わせれば、自然と日中型になるので健康的ですし、そのうちなんとなく月の収入が読めるようになります。
僕の場合はこのブログに集中したり、知り合いからアニメ制作の仕事を受注したりなんだりで、ガッツリ専念できたわけではないですが、だいたい12万くらいの稼ぎにはなりました。ここからガソリン代、食費抜いたら10万くらいですかね。
それも元々、退職する前にボーナスを丸々貯金に回していたので、生活苦に追い込まれる心配はありませんでした。
ブースト機能の他に、「配達を何件行ったか」というボーナス金がもらえることがあります。25回めくらいの配達の時には2000円ほど特別手当をもらいました。
あと、初回の配達のときは無条件で8000円の特別支給があったので、
日給2万円相当という、とんでもない日が1日だけありました。
まるでRPGのクエストのようなので、uberでもこのシステムを「クエスト」と呼称して、僕らのやる気を引き出そうとします。
僕はこのシステムはいかにも効率重視のアメリカっぽくて気に入っています。
少なくとも頑張ってるのに評価してくれない上司に飼い慣らされるよか、100倍マシです。
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必要な装備について(uber バッグ転売問題)
uberに必要とされる道具類ですが、意外と多いようで少ないと言える、、、
いや、やっぱり多いか?
自分はバイク移動なので収納が使える分荷物は最低限にしています。
(それでも色々混みで2㎏はあるので、聖闘士星矢みたいな気持ちで過ごしてますが、、、)
・Uberバッグ
・スマホの充電用バッテリー
・保冷剤 500g×2 250g×2
・保冷バッグ
・雨具上下
・現金対応用コインケース(10000円分)
・緩衝材として使用するハンドタオル×3枚
・ブログ更新やアニメ制作業務用のノートPC
uberのバッグは見た目の通り、内部収納は充実しているので衛生上問題ない使用方法であれば、かなり重宝します。
上下の仕切り板があるので、2段構成にして下は保冷、上は常温といった整理もできます。
とはいえ、かなりかさばるので、「邪魔)と思う事は多々あります。
お店に入るのも躊躇するので、最近は朝におにぎりを作ってから、合間に公園で昼休憩というパターンが板についてきました。
ところがこのuberバッグを巡って、転売騒動が起きているらしく、、、
本来であれば、登録前にuber支部的なところで説明会を受けると同時に、
給料天引き制で支給されるバッグなのですが、コロナの影響でオンライン登録式に切り替わり、バッグは個人がAmazonで購入するシステムになってから、色々と問題が起きているようです。
僕が購入したときは4000円だったのですが、その直後にAmazonでの在庫が切れたりなんだりで、メルカリで7000円超えで転売されているのを見たときは驚きました。
やはりコロナの影響でuberを始めてみようという人は多くなっているみたいですね。
とまぁ、長くなってしまうので、次回は後編とさせていただきます。
次回は、
・楽しみながら配達をこなすコツ
・個人事業主契約というメリットとデメリット
について考えたいと思います。では。