映画

【使いこなせ】『iiAFX』映画あるあるコンピレーションをまとめたYoutubeチャンネルが超実用的

今回は完全な雑記です。 最近、頻繁にYoutubeをみるのですが、流石ネット社会といわんばかりに、 TVで扱われないようなニッチな趣味やコンセプトを取り扱ったチャンネルが増え、 普通にTVを観るよりもウィットに跳んだ内容を楽しめる世の中になってきました。…

平成最後の総決算 『ザ・バニシング -消失-』『ヘンリー -ある連続殺人鬼の記録-』戦慄のダブル殺人鬼映画特集_IN_シネマート新宿

もうすぐ年号が変わります。 新年号は”スーパーコンボ”だそうですね。 個人的には割と、どうでもいいですが。 ●GWで沸き立つ巷は『アベンジャーズ エンドゲーム』の話題で持ちきりで、かくいう私も、10年近く付き合ったMCUの集大成の前にただ語彙を失うばか…

感想『シャザム!』ハイエンドに構築された老若男女対応型、ポッポコーンムービー

だいぶ久々の更新になってしまいました。 職場が変わって、土日がある程度休みが取れるようになった反面、 グダグダとデスクワークに取り組むことができなくなり、 なかなか観た映画を文体化できずに仕事に忙殺される日々を送っております。 憎っくき(?)…

『ゴジラ1984 コンプリーション』発売記念トークイベント 84ゴジラ復活トーク』 イベントレポート  2019 0223

去る2019年2月23日に新宿ロフトプラスワンにて行われた、 『ゴジラ1984 コンプリーション』発売記念トークイベント 84ゴジラ復活トーク』 1984年(昭和59年)12月15日に公開されたゴジラシリーズの第16作である『ゴジラ』のファンブックの発売を記念し、当時…

感想『アクアマン』海中ド迫力ファンタジー!凶暴な外人レスラーこと”モモアマン”凱旋の宴を目撃せよ

巷で話題の『アクアマン』新宿にて公開初日にウォッチしてきました。 アメコミものではありますが、初見でも分かりやすく、万人でも存分に楽しめる内容になっていたので、ぜひともこれは布教せねばと妙な責任感に狩られる名作でございました。 それではやっ…

極私的偏愛映画⑭『グラン・トリノ』あっぱれイーストウッド爺が魅せる。最最最高の大大大傑作。

『グラン・トリノ』は当時、劇場で鑑賞した映画としては、長らく筆者の中ではイマイチな映画として認識していた。当時は良さがよく理解できなかったのである。 本作の味わいや良さに気がつくことが出来たのは、ごく近年のことである。 それは、「クリント・…

極私的偏愛映画⑬『ヴィドック』連続殺人鬼”鏡の顔の男”を追う、超異色の仏製探偵ホラーの怪作。

今回はかなりの変わり種ダネ、フランス版『フロムヘル』とも言うべき怪作、 『ヴィドック』をご紹介。 これを観ている人はそうそう出会ったことがなく、オススメしてもクセが強すぎてハマる人はハマるし、ダメな人はダメな場合が多い。 要するに、筆者ホイホ…

極私的偏愛映画 ⑫『ベイビー・ドライバー』音楽とアクションの音ハメが心地よい、”聴く映画”の金字塔。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』と、『ホット・ファズ』『グラインド・ハウス』のオマケなど、テンポよい編集に、イカした音楽、オフビートな笑いと、筆者的にはビンビンに好みのポイントを突いてくる、エドガーライトだったが、今作は氏の集大成とも呼ぶべ…

極私的偏愛映画⑪『Vフォー・ヴェンデッタ』全てが”アメコミ映画”として理想的なバランスで成り立った奇跡の一作。

2007年からのマーベル・シネマティック・ユニバースを始めとする、現在のアメコミ映画の台頭はさながら破竹の勢い、ハリウッド資本の幅を利かせた黒船来航である。 それは数多の外国産映画に対して、国内の港が開かれている証明でもあるが、それこそ『アイア…

極私的偏愛映画⑩『ゾディアック』究極のオブセッション映画。演出が冴え、役者が光る。自己内葛藤映画の決定版。

ロバート・ダウニーJr(アイアンマン)やマーク・ラファロ(ハルク)に次いで、 ジェイク・ギレンホール(ミステリオ)がマーベル映画入りしてしまったせいで、 いずれ「マーベル役者が共演していた映画」として紹介されてしまうんじゃないかとヒヤヒヤする…

ミニマル映画ゲマインシャフト第3回大会 感想レポ

去る1月18日に行われた、ミニマル映画ゲマインシャフトというオムニバス形式、短編映画の上映会に行ってきました。 直接的なきっかけとしては、本プログラムで上映された『穴を掘る』の監督、矢川健吾さんからのご招待だったんですが、当日は別作品の撮影で…

ネトフリってどーなのよ②『ポーラー 狙われた暗殺者』北欧の至宝、マッツ・ミケルセン。ヤりマッツ撃ちマッツ泣きマッツ、全てのマッツファンに捧ぐ。

久々のネトフリ案件。『ポーラー 狙われた暗殺者』鑑賞。 北欧の至宝こと、マッツ・ミケルセン主演の、『ジョン・ウィック』風ガンアクション・バイオレンス・ムービー。 本筋からして「舐めてた殺人マシーンが、やっぱり殺人マシーンでした」という、オチは…

感想『ミスター・ガラス』シャマCU、感動のフィナーレ。シャマラン教徒にとっての教典となるか

突然だが、僕はシャマラニストだ。 シャラマニストとは、皆様ご存知だろう、M・ナイト・シャマラン監督の映画を愛してやまない、カルト教のようなものである。 カルトとは、映画評論家、柳下毅一郎氏いわく、「表立って活動できない教団の集会が夜な夜な秘…

感想『ドドンパ酔虎伝(1961)』昭和ならではの過剰なサービス精神。色あせない珠玉の名作。

昨日の『九ちゃん刀を抜いて』と同じく、神保町で開催中の【迎春特番 踊る時代劇】特集にて鑑賞。1961年、大映京都、川内康範脚本、田中徳三監督作品。

感想『九ちゃん刀を抜いて』沢庵ソングが頭から離れない。

たまには、旧作を観たいと思っていたところに 神保町シアターにて開催中の【迎春特番 踊る時代劇】特集を発見。 こいつは縁起が良さそうだ、と思い、 坂本九主演作『九ちゃん刀を抜いて』をチョイス。1963年、東映、岡本一平原作、城のぼる+吉川透脚色、マキ…

感想『クリード2 炎の宿敵』 完全なるロッキー外伝。さすがに蛇足だったか?

『ロッキー ザ・ファイナル』はロッキー・バルボアという、スタローン自身の最高のイマジナリーフレンドにとっては、まさに有終の美を飾った作品と言って過言でない出来栄えだった。

感想『来る』 〜極彩色に彩られたカリカチュアなトンデる映画

久しぶりに会った元・同僚の友人からの強い勧めにより、年末の憑き物落としとしてはベストかなぁという理由もあり、 オープンしてからまだ足を運んでいなかったTOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。 意味深に上を見上げた構図。得体の知れない”何か”を見据えるよう…

感想『ボヘミアン・ラプソディ』やっぱりこれは”心の旅だよ”

既に世間的にもかなり評判もよく、身内のあいだでも”傑作”の呼び声の高い、 故・フレディ・マーキュリーと半生と伝説的バンド、”クイーン”の生い立ちを描いた『ボヘミアン・ラプソディ』 例に漏れず、公開初日に観てはいたのですが、仕事にかまけて文章化す…

感想『イコライザー2』必殺仕事人マッコール再び。

多忙の合間をぬって、観てきました『イコライザー2』

感想『500ページの夢の束』自閉症持ちトレッキー少女の冒険。これぞ正統派”オタク”の物語ではないだろうか

地味に前々から気になっていた一作。 主演があのダコタ・ファニングってことで、「大っきくなったねぇ~」 という、田舎のジジイみたいな気分でいざ、新宿ピカデリーへ。

感想『ダウンレンジ』北村龍平3年ぶりカムバック!相変わらずの知能指数に安心の僕ニッコリ

職場の先輩から「北村龍平の新作やるってよ」と聞かされ、 「それ、ヤベーやつじゃないスか」と楽しみにしていた『ダウンレンジ』。 『プーと大人になった僕』を差し置いて、足早に新宿武蔵野館へ。

『ザ・プレデター(2018)』鑑賞 「なんと…歪な映画なんだ…」

初日で行って来ました。『ザ・プレデター』 エイリアン派かプレデター派かといえば、正直どっちも好きなのですが、 フランス料理とジャンクフードに優劣をつけるようなもんだと思うので、 思いっきりジャンクなもん食わせてくれよ、という意気込みでいざ新宿…

平成最後のサメ映画襲来!『MEG ザ・モンスター』鑑賞。イカレハゲVS超規格外スケールサメの戦い

いやー、早速観て参りました。『MEG ザ・モンスター』 まさかサメ映画の記事が書ける日が来るとは思わなんだ。映画業界も闇がフカいなぁ…

極私的偏愛映画⑨『ロッキー(ROCKY)』◆~スライと私と逆転無罪~◆

今回の『ロッキー』は、極私的と言うにはあまりにも有名でファン層も厚い。 名作・駄作もありながら、いまなお新作が製作されている懐の深~い作品である為、今更紹介するのもなぁと気が引けていたが、 世間のスタローン学論の微妙なズレや”単純な筋肉バカの…

極私的偏愛映画⑧『未来忍者 慶雲機忍外伝』アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

両親どっちのセンスか分かりませんが、気がついたら家にあって、 それこそテープが擦り切れる勢いで観まくった『未来忍者 慶雲機忍外伝』をご紹介。 雨宮慶太 初期作品では『ゼイラム』『仮面ライダーZO』より好きな一本です。

”流行ものには福がある” 観たぜ!『カメラを止めるな!』感想記

ここ数週間ほど、筆者のSNSのタイムラインで「インディーズ作品にも関わらず、口コミで評判が広まり大盛況」と、かなり話題となっていた今作。 どうやら、事前にネタを仕入れないほうが楽しめるとのことだったので、 「やれやれ、またゾンビものか」と、ノー…

極私的偏愛映画⑦『激突!』若干24歳のスピルバーグ 渾身の初期作!これを観ずしてスピを語れず

はい、みなさんこんにちは、こんばんは。 今回は、お待ちかねの『激突!』ですね。

極私的偏愛映画⑥『ダーク・スター』宇宙空間を舞台とした脱力系SFコメディ。唯一無二の飛びぬけた怪作。

前々回の『スモール・ソルジャーズ』の紹介の際に、”幼少期のショック”に勝る映画経験は無いような事を申し上げてしまったが、成人しても、衝撃のあまりそれまでの価値観や原体験を塗り替えてしまうような作品も稀にだが存在する。

極私的偏愛映画⑤『コータローまかりとおる!』爆発的なエネルギーに満ちた傑作。元気を通り越して涙が出てくる現象を”感動”と呼ぶのかな。

今作を鑑賞する、直接のきっかけとなったのは友人からの強い勧めによるものである。 当時、京橋フィルムセンターで開催されていた、 ”特集・逝ける映画人を偲んで 2013-2014” という特別上映プログラムの一環で、2014年に死去した今作の監督、鈴木則文を偲ぶ…

極私的偏愛映画④『ミュータント・タートルズ(1990)』隠れすぎて視聴困難 カワバンガ!な珠玉の名作

ミュータント・タートルズはご存知だろうか? 正式名称は『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』と言い、 「ある日、危険な化学物質<ミュータジェン>に触れた亀4匹が、同じく突然変異を遂げた元人間/現・ネズミの師匠の元、ニンジャ身体能…